創業当初から現在に至るまでの歴史についてご紹介します。
今まで一度も変わることなく引き継がれた社名にはさまざまな想いが込められています。
幾度となく直面した不可能を「可能」にしたのは、初心を忘れず挑んだ社員1人1人の熱意があったからです。
当社ならではのコンセプト「3つの優しさ」を掲げ、これからも歩み続けます。
- 1946昭和21年4月プラスチック直圧成形業から歩みを始めた当社
現在地(大阪府東大阪市)において、プラスチック直圧成形業を創業しました。
創業者は、戦後復員後、出征前勤務先事業の取扱品目である建築部材のドアーチェック用ケースを直圧式製作にて納品したことが、成形業界への参入の始まりです。※当時は熱硬化性プラスチックのベークライト(フェノール樹脂)を使用していました。現在プラスチックとしては熱可塑性樹脂のほうが種類も圧倒的に多く工業用製品などにも使用されていますが、最初の人工的なプラスチックはこのベークライトが始まりとも言われています。当時はあらゆる工業用製品に使用されていました。
- 1962昭和37年2月兄弟3人でつけた、想い溢れる社名で法人化
兄弟3名で創業したことにちなんで、社名を「三優ライト工業」とし、法人組織に改組され本格的に成形業に邁進しました。
社名の由来
「兄弟三名による」「優秀な」「製造に用いたベークライト」 - 1966昭和41年9月プラスチック射出成形業へ転換
当初は自宅内工場にて製造を行っていました。
そして、近接の東大阪市岸田堂南町(現在地)の土地を取得し、木造工場にて従業員20名とともに射出成形機の導入し、熱可塑性樹脂を用いたプラスチック射出成形業に転換を果たしました。
受注製品の成形用金型の立案と製作および補修を実践しました。 - 1989平成元年9月未来の主力事業になる分野への参入
現在、本社工場としている社屋を増設しました。
そして、創業時よりご相談をいただく取扱製品や業種の幅も広がりました。
例:卓上電子計算機用外装ケースとキーボード、事務系フリーケース、通信機器FAX部品
現在の主力分野である、工業用部品や自転車用部品の製作参入の始期であるとも考えられます。 - 2013平成25年9月行政からの依頼に対応できる企業に成長
障がい者支援、認知標識ヘルプマークの製作と販売の開始時期であります。
現在10年が経過し、全国都道府県、各市町村の福祉課より受注に対処しております。 - 2018平成30年7月より良い製品を提供するため取得
中小企業等経営強化法に基づく経営革新計画の認定を取得しました。
また、より良い製品を提供すべく、「品質マネジメントシステムISO9001:2015」の認定も
取得することで、信頼獲得に繋がりました。 - 2020令和2年8月
- 2022令和4年9月
- 2023令和5年1月更なる主力事業の拡大に向けて
より多くのご要望にお応えすべく、第三工場を立ち上げました。
第三工場にはインサート成形やエンプラ成形の肝となる金型部門を配し、新たな設備環境を整えるとともに、より高品質でスピーディーな製造ラインを確立することができました。 - 2023令和5年1月たゆまぬ努力と周囲の支えにより受賞
「大阪ものづくり優良企業賞 2022」優良企業賞を受賞。
「大阪製ブランド」ベストプロダクトに「Poco a poco」にじいろシリーズが認定。